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小芝居劇場「ふたりのロッテ 10-7」

2012年12月20日 02:09

<楽長さんは外で泊まって、望ましからぬ訪問を受けます その2>

1時間の後、ケルントナー環状通りの家の前に、ひとりの若い垢抜けした婦人がやって来ます
彼女は、階段を駆け上がり、ドアをノックします
「君?」とルートウィッヒ・パルフィーは尋ねます
「当たったわ!」と、イレーネ・ゲルラハは噛みつくように言い、アトリエに入ります

彼女は腰掛け、相手の出ようを待ち、ジロジロ見つめます

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彼はイライラして答えます
イレーネ・ゲルラハは、きれいに彩った唇を皮肉にゆがめて言います

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彼女は立ち上がります!

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「失礼するわ!ルートウィッヒさん、私もよ!」
バタン!とドアが閉まります
ゲルラハ嬢は、去りました!

パルフィー氏は、しばらくドアを見つめていた後、ピアノに向かいます
自作の子どものオペラを弾き始めます
厳格で簡素なカノンです
それから、調子を変えます
ゆっくりと、バラフレーズの中から、新しいメロディーが殻を破って出てきます

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ふたりの小さい少女が澄んだ清い声で歌っているように・・
夏の青い空を映す、山間の湖のほとりで・・・

それはどんな分別よりも高い空です
その太陽は、善人だろうと悪人だろうと、煮え切らない人だろうと区別せずに
万物をあたため、照らすのです・・・

第11章へつづく・・・
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