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小芝居劇場「飛ぶ教室 第12章 その2」

2012年04月25日 02:31

<繰り返し鳴るベル・・・泣き笑い・・・新しい色鉛筆とその使い初め・・・ヘルムスドルフの夜間ポストと流れ星>

しかし、ベルはもう一度鳴りました
大きく、じれったそうに
ターラー夫人は立ち上がって廊下に出ました

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彼女はドアを開け、数秒間強張ったまま突っ立っていました

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ターラー氏は自分の目を疑いました
彼の妻が両腕でマルチンをしっかりと抱きしめていました

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彼らが部屋にたどり着くまでには、かなり長い時間がかかりました
母親と少年は、笑ったり泣いたりしていました
父親は少なくとも10ぺんは「いや、何だね、これは!」と言いました
彼らは、興奮のあまり、玄関のドアを閉め忘れ、あわてて閉めました

マルチンがまず、真っ先に言った言葉は

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3人はようやく落ち着いたので、マルチンは報告をしました

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両親は、贈り物を大変喜びました♪

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マルチンは、初めて小包を開きました

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素晴らしいものが入っていました
お母さん手製の寝間着、毛の靴下、チョコレートをきせた蜜入り菓子、南洋に関する面白い本、スケッチ帳
それから、一番素晴らしい、極上の色鉛筆!
マルチンは、すっかり感激して、両親にキスをしました

これ以上楽しいクリスマスの前夜は、全く考えられませんでした
小さいツリーのロウソクは燃え尽きてしまいましたが、明かりがともされました
お母さんはコーヒーを沸かし、お父さんは葉巻を吸いました
そして、みんなで蜜入り菓子を食べました

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3人は、あらゆる千万長者をみんな合わせたよりも、幸福な気持ちになりました
後で、マルチンはハガキを取り出し、絵を描きました
もちろん、新しい色鉛筆で!

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それは、背中に羽の生えた若い紳士が雲から降りてきて、下にいる「大粒の涙を滴らせた」少年に、札入れを差し出している絵でした。
マルチンは絵の下に「クリスマスの天使、名はベク」と書きました

ハガキの裏側に両親が数行の文章を描きました

***ターラー夫人の手紙***
深く尊敬する先生
私どもの子どもが先生を天使として描いたのは、全くもっともな事でございます
私は絵を描けません
言葉でお礼を申し上げるだけです
先生が私どもにして下さった、生きたクリスマスの贈り物に対して、厚く感謝いたします
先生は立派なお方です
先生の生徒さんがみな、立派な人になるのは当然です!
永久に感謝を捧げる、マルガレーテ・ターラーも、そう願っております

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本当にお父さんは、自分の名前を書き込むぐらいしかできませんでした
それから、彼らはハガキをポストに入れるため、停車場に行きました


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雪はもう、すっかりやんでいました
3人はブラブラ散歩をしながら家に帰りました
少年は、真ん中に挟まって両親と腕組みをしながら歩きました

素晴らしい散歩でした
空は限りのない宝石店のようにきらめいていました

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マルチンは、父と母の腕を、しっかりと自分の体に押し付けました
彼は、幸福でした
家の前でマルチンは、もう一度空を見上げました

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丁度その瞬間、一つの流れ星が夜の闇から離れて、音もなく滑り、地平線の方へ落ちて行きました

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それはいかにも、かなり長い願いでしたが、それにもかかわらず、彼はそれがきっと実現されると思いました
流れ星が落ちる間、マルチンはじっと黙っていましたから・・・
その時には、そうするのが、誰でも知っている通り、肝心な事なのです♪

**おしまい**

さて、「クリスマスのお話」は、これでおしまいです
しかし、この物語には、注目すべき「あとがき」があるのです
なので、明日はそれをやります
そして、明日が「最終回」となります
感動のフィナーレを、是非、ご覧下さいね♪
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コメント

  1. 遥か♪ | URL | k9MHGdfk

    この瞬間を待ってました(≧∇≦)
    感動の再会ですね。
    お母さんがマルチンに抱きつくシーンなんて写真を撮る角度が素敵過ぎです♪
    勝手にお金がなくて職がないからお父さんは飲んだくれてるんだろうと思ってました(; ̄ー ̄A
    実は良いお父さんでしたね。
    そしてさっきまで泣いてばかりいた二人がニコニコしてる姿は幸せな気持ちになりました。
    よかった~。
    マルチンがプレゼントを開けてびっくりしてるシーン、お母さんのドヤ顔が可愛いです♪
    名シーンを堪能しました。

  2. *AN* | URL | -

    遥か♪さん

    ありがとう~☆
    ドアをどこに付けるか、すごく悩んだんです
    お褒め頂いて、とっても嬉しいです!
    頑張った甲斐がありました
    大好きなお話なので、すっかりのめり込んで作っていました
    楽しんで頂けて、私も大感激です♪

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