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小芝居劇場「飛ぶ教室 第12章 その1」

2012年04月24日 02:52

<たくさんの美しいクリスマス・ツリーと、小さい松・・・1個4ポンドのネーブル・・・たくさんの涙>

クリスマス前夜の、8時ごろでした
中部ヨーロッパ全体に、強い降雪の予報が出されていました

ヘルムスドルフでも、雪が降りました
ヘルマン・ターラー氏は、窓辺に座っていました

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妻はただ、頷いただけでした
部屋は、暗がりでした
明かりをつけると、お金がかかるからです
ターラー家では、節約をしなければなりませんでした

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キラキラ輝く、窓の数が、刻々と増えました

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部屋には小さい松が立っていました
それは、リーデルさんが「マルチンさんにね」と言ってくれたのでした
それで、本式のクリスマスツリーを持つことが出来たのです
けれども、マルチンは家にいません・・・。

ターラー氏は、台所でロウソクを探し出しました

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ターラー夫人は、マルチンの手紙を、声を出して読みました
これで、5度目でした・・・
何度も涙をぬぐいながら。。。

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それから、彼女はマルチンの描いた絵を、ツリーの下に飾りました

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「このネーブルは、どうだい!ひとつが少なくとも4ポンドはあるね」
お父さんが言いました
それから、また黙って、「10年後」と言う題の絵をじっと見つめ、小さい絵描きの事を考えました

「10年後か・・・それまでには、いろいろな事が起きるだろう」
そういうと、彼はロウソクに火をつけ、明かりを消しました

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そして、妻は泣きました
もう泣き止むことが、無いかのように聞こえました

ふたりは、そうしてどれくらい古い長椅子に腰掛けていたか、わかりません
ロウソクは、だんだん小さくなっていきました
「きよしこの夜」が聞こえてきました
すると、突然・・・!

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ベルの音が鳴りました
けれども、ふたりは動きませんでした
自分たちの悲しみを、乱されたくなかったからです

つづく・・・
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コメント

  1. 遥か♪ | URL | k9MHGdfk

    お父さん、お母さん役がダッフィーちゃん達(*´艸`)
    可愛い♪
    マルチンのご両親もまた涙涙の日々を送ってたんですね。
    息子への愛情の深さがうかがえます。
    でもでもこの後には喜びが~(≧∇≦)
    あぁつづきが楽しみです。

  2. *AN* | URL | -

    遥か♪さん

    ありがとう~☆
    はい♪ダッフィー夫妻です(笑)
    目を泣き腫らす、お母さんに、私も感情移入しちゃって。。。
    でも、マルチンは帰ってきますよ~
    お楽しみに~

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